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チラシによるポスティングを検討している事業主様は、はじめに反響率(反応率)のテストをするのが賢明です。
いきなり広告代理店などに依頼してチラシを大量に印刷して配布するのは費用面で大きな負担となります。
そして、当然チラシによる集客に失敗したとしても、すべて依頼主(事業主)の自己責任となります。 |
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そこで最初はチラシの制作から配布まで自分で行なうことをお勧めします。
このやり方だと気軽に、そして費用を低く抑えることができます。
そして次の2点を検証しましょう。
@どんな内容にするか?
反響率(反応率)の高いチラシはどんな内容にすれば良いのか?を検証しましょう。
A費用対効果的なのか?
事業内容、またはサービスや商品は、チラシによる集客が費用対効果的なのか否か?を検証しましょう。 |
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ローカル(地域密着型)ビジネスのチラシはイメージアップのためのイメージ広告でなく見込客に反応してもらうレスポンス広告である必要があります。
広告代理店は、イメージ広告は得意なところが多いようですが、このレスポンス広告をきちんと制作できる広告代理店などは以外に少ないのが現実です。
そして反響率(反応率)の高いレスポンス広告を制作できるのは、普段から直接お客様と接して、顧客ニーズを把握している事業主なのです。
※「レスポンス広告とは」Google検索結果(外部リンク) |
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チラシを作成する前に目標とチラシを配布する目的を明確にします。
・目標=興味を持ってもらう。
見込客に見てもらえるチラシでなければゴミ箱へ直行です。
つまり、興味を持ってもらい、読んでもらうための工夫が必要不可欠です。
たとえば、コストはかかりますがチラシにポケットティシュが付いているのは、読んでもらうための工夫のひとつです。
・目的=見込客に行動してもらう。
チラシの企画段階で目的を明確にする必要があります。
つまり、チラシを読んだ見込客に「どんな行動をしてもらいたいのか?」を明確にしてください。
「行動」とは以下の通りです。
・「予約」をもらう。
・「注文」をもらう。
・「依頼」をもらう。
・「来店」してもらう。
・「お問合せ」をもらう。
これらの目的を達成するための内容を考えてチラシを作成してください。
チラシに掲載する内容は、文字数は必要最小限に抑えて読みやすく、わかり易くすることを心がけてください。
そして訴求効果が高い必要な内容だけを掲載します。
主な理由としては、人間は文字数が多いと読むのが面倒臭くなるからです。
たとえば、見込客の発掘を目標としたチラシの場合には、商品サンプル配布やお試し価格でのサービス提供なども訴求効果は上がるはずです。
チラシの元データの作成には、パソコンを使える事業主様ならワードなどで簡単に作成することができます。
そして印刷もモノクロ(白黒)で十分です。
きれいにカラー印刷されたチラシが「反響率の高いチラシ」とは限りません。
また意外におススメなのは手書きのチラシです。
実際にきれいに印刷されたチラシよりも反響率(反応率)が高いケースが多いのです。もちろん、ただ単に「手書きのチラシなら何でもよい」ということではありません。
【参考】自分でチラシを作成するときに役立つ書籍
チラシやレスポンス広告の知識がない事業主様は参考にしてください。
『儲かる手書きチラシ作成術』
『もっと儲かる全国手書きチラシ実例集』
『だから儲かった手書きチラシ作成術 トラの巻』
※Amazonへの外部リンクです。 |
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チラシの大きさはA4サイズで必ず両面を使用します。
また、ホームページがある場合にはQRコードも必ず掲載しましょう。
QRコードに入れる情報は、下記3点です。
@店舗名、会社名
AホームページのURL
B電話番号
QRコードは下記サイトで作成できます。
『QRのススメ』(外部リンク)
『CMAN』(外部リンク) |
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作成した元データを配布する分だけ印刷、またはコピーします。
印刷する枚数は集客エリアの設定や業種、サービス、商品などによりさまざまだと思います。
しかし、最初の配布は多くても500枚ぐらいでテストしてみましょう。
またチラシを印刷する場合には、コンビニのコピー機を使うよりも『ラクスル』が断然安価です。
※『ラクスル』(外部リンク)
ラクスル印刷価格の目安(R4.4月現在)
A4サイズ、マット紙(薄手)、両面モノクロ印刷、500枚=7,535円(@15円)
※上記仕様の場合、最低印刷枚数は500枚以下でも可能です。
当然、チラシの内容を改善していくことが前提となりますので、紙質も安いものを選び必要枚数(ロット)で発注してください。 |
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当然、自分でチラシを配布します。
配布エリアは、来店型ローカル・ビジネスの場合には狭いエリアに絞り込むことをお勧めします。
チラシを配布するエリアは、あらかじめ細かくブロック分けして集中的に配布してみましょう。
たとえば「今回は●●市▲▲町1丁目のみに配布する」とかです。
逆に出張型ローカル・ビジネスの場合には、配布エリアは気にしなくても大丈夫です。 |
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「予約」「注文」「依頼」「来店」「お問合せ」が「チラシを見たお客様なのか否か?」を分かるようにしておきましょう。
その際、効果測定の結果と一緒に配布エリア、配布時期、配布した枚数などもきちんとデータとして記録しておきましょう。 |
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はじめから反響率(反応率)の高いチラシを作成するのは難しいので反響(反応)がなくても凹む必要は全くありません。
集客は「トライ アンド エラー」の繰り返しです。
チラシの内容を修正して再度チャレンジしてください。
この一連の作業を繰り返すことで、事業内容、サービスや商品に合った反響率の高いチラシができあがるはずです。
そして、チラシの完成度が高くなってから大量に印刷してポスティングを行なえば、少なくても広告宣伝費をムダにすることはないはずです。 |
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